総合福祉高鍋社協

0983-22-4076

[平日]8時25分~17時10分

地域福祉・ボランティア
こども食堂・地域食堂
ボランティア

こども(地域)食堂のはじまり

こども食堂は2012年、東京都の大田区で八百屋さんを経営する近藤博子さん始めたとされています。
きっかけは、近藤さんが知り合いの学校の先生から「うちの学校には給食以外にはバナナ1本で過ごす子どもがいる」と聞いたことでした。
近藤さんは他にも同様の子ども達がいるかもしれないと思って始めたのが「こども食堂」でした。

こども(地域)食堂ってなに?

「こども・地域食堂」は、地域の方たちによって運営されている、地域の人たちが集う食堂です。地域の方たちの居場所となります。

情報の提供
情報の提供
ボランティアの様子
ボランティアの様子
ボランティアの様子
  1. 子どもからお年寄りまで、地域の誰もが「食」を通じて集まることができる新しいコミュニティです。地域にあるみんなの居場所を目指します。
  2. 食事をするだけではなく「ふれあい」や「だんらん」など、あらゆる世代が交流できる場所を目指しています。
  3. こども(地域)食堂が、困りごとを抱えている方たちを、”適切な行政支援へとつなぐことができる場所”になることを目指しています。

★こども(地域)食堂は、「貧困家庭の子どもだけを集めて食事をさせるところ」ではありません。
地域の子どもたちが誰でも行っていい場所です。

★こども(地域)食堂は、「子どもだけが食事をする場所」ではありません。いろいろな世代の人たちが集う場所です。


こども(地域)食堂にはどんないいことがあるの?

子どもたちにとって・・・・

現在、子どもたちのまわりには、貧困、虐待、いじめ、不登校などさまざまな問題が起こっています。一人ひとりの子どもたちが、自分らしく健やかに幸せに成長できるよう、地域全体で支えていくことが、とても重要になってきました。
こども(地域)食堂は、地域のコミュニティを再認識して、大人の都合で大人が中心となってしまったこの国の社会のかたちを、「こどもがまんなか」へと変えていくための場所となります。

貧困・虐待・いじめ・不登校などの早期発見、早期対策ができる。 さまざまな世代と交流することにより、自立の力が養われる。

大人にとって・・・・

大人の社会にも、たくさんの問題があります。一人暮らしのお年寄り、認知症、孤独死、核家族での子育て、共働きでの子どものあずけ先、DV、モラハラなどなど、地域の方たちが抱えている悩みや困りごとが、食堂のコミュニティのなかで早期に発見され、支援を行う専門機関や団体につなぐことができます。
なにより”自分はひとりではない”という生きる力を与えらえる場所です。

諸問題を早期に発見して、地域で助け合うとともに、専門機関や団体につないで解決の糸口をみつけることができる。

地域にとって・・・・

日頃公民館活動に参加していない地域の方たちがこども(地域)食堂に来て、食事をしながらコミュニケーションをとることにより、公民館活動の必要性、重要性、役員や世話人の大変さを理解していただくようになり、協力をしていただけるようになるかもしれません。
あるこども(地域)食堂では、食事に来た方たちに定期的に防災や防犯の話をしはじめて、地域全体の防犯・防災の意識が高まったという報告もあります。

個人の悩みや困りごとを解決するだけではなく、公民館運営や地域の諸問題もみんなで話し合うきっかけになります。

こども(地域)食堂を運営するためには何が必要なの?


こども(地域)食堂の開設・運営には、「場所」「食材・資金」「人」が必要です。


「場所」について

子どもや高齢者が歩いて通えるところで開設します。
全国のこども(地域)食堂の中には、古民家、飲食店、自宅、福祉施設などが使われていますが、一番多いのは地域の公民館です。
公民館には、あるていど食器や調理器具が揃っていて、それなりの広さが確保できます。


「食材・資金」について

食材については「高鍋町社会福祉協議会」がバックアップします。
高鍋社協では、フードドライブ活動などを行い、食材確保に努めています。食材に限らず、食品関連消耗品(ラップ、キッチンペーパーなど)も確保する予定です。


「人」について

「地域の方々」にボランティアで運営していただくことになります。
開設準備、当初の運営は高鍋社協がお手伝いしますが、地域の方たちが、地域の方たちに食事を提供して、コミュニティをつくり、継続していくことが重要なことです。

こども食堂は、名前もいろいろ!

上野ふれあい食堂
おひさまキッチン
子どもつなぐ食堂
ひまわり食堂
ほっこり食堂
ちいき食堂うみさちやまさち   などなど

蚊口ふれあい食堂

TSUTAYAたかなべ食堂

なでしこレストラン

珈琲屋の無料こどもレストラン

高鍋社協は、「こども食堂」「地域食堂」の開設・運営を応援します。

開設の準備について・・・・・

①地域を知ろう!
②仲間を集めましょう!
③目的と趣旨を共有しましう!
④役割を分担しましょう!
⑤必要な物のチェックをしよう!
⑥開催日・開催頻度を決めよう!
⑦献立を考えよう!
⑧参加人数を決めよう!
⑨参加費を決めよう!
⑩開催告知をしよう!

高鍋町社会福祉協議会の役割

この事業へのお問合せは

高鍋町社会福祉協議会

  • tel:0983-22-4076
  • fax:0983-23-5365
  • 〒884-0002宮崎県児湯郡高鍋町大字北高鍋300
  • mail:takanabe-shakyo@proof.ocn.ne.jp