総合福祉高鍋社協

0983-22-4076

[平日]8時25分~17時10分

局長のひとり言

2024.10.23

何のために使われるのか

昭和22年に戦災孤児を救済する目的で始まった赤い羽根共同募金

現在では、地域福祉活動のために幅広く使われています。

先日、ある方から「赤い羽根はもういらん」って言われたんですね。

少しショックを受けたんですが、お話を聞くと

「赤い羽根のことがよくわからない、別に必要がないから」と
のことでした。

私からは、「必要としている団体もあるので、ぜひ受け取って
ほしいです」とお話をさせていただきました。

その方は、「内容はわかるけど、羽根自体がいらんとよ・・」
とのことでした。

共同募金は大切だけど、「赤い羽根」の必要性は感じない・・
たしかにおっしゃってることは、わかるんですよ。

だって、善意で募金を出してくださる方からしたら、赤い羽根だろうと
24時間テレビだろうと一緒と思うんです。

だからこそ、募金を使う団体も必要性を訴えなくちゃ
いけなんいですね。

昨日、宮崎県共同募金会で、現在の募金活動について
協議する「共同募金推進検討会」が行われたんですよ。

現状の募金活動について意見交換がなされたんですが、
県内どちらの募金が減少しているという状況でした。

地域福祉の課題解決のために活用している募金を
減少している募金ですので、
より喫緊の課題を解決しなければならない事業に
使っていくことを考えさせられる検討会となりました。

局長プロフィール

社協勤務歴28年のA型イクメンパパ。
こどもは3人(男の子2人・女の子1人)。趣味は釣りとサッカー観戦で、とくに日本代表戦を愛する。
最近、薄れゆく頭部を気にしている。