
2024.10.23
何のために使われるのか
昭和22年に戦災孤児を救済する目的で始まった赤い羽根共同募金
現在では、地域福祉活動のために幅広く使われています。
先日、ある方から「赤い羽根はもういらん」って言われたんですね。
少しショックを受けたんですが、お話を聞くと
「赤い羽根のことがよくわからない、別に必要がないから」と
のことでした。
私からは、「必要としている団体もあるので、ぜひ受け取って
ほしいです」とお話をさせていただきました。
その方は、「内容はわかるけど、羽根自体がいらんとよ・・」
とのことでした。
共同募金は大切だけど、「赤い羽根」の必要性は感じない・・
たしかにおっしゃってることは、わかるんですよ。
だって、善意で募金を出してくださる方からしたら、赤い羽根だろうと
24時間テレビだろうと一緒と思うんです。
だからこそ、募金を使う団体も必要性を訴えなくちゃ
いけなんいですね。
昨日、宮崎県共同募金会で、現在の募金活動について
協議する「共同募金推進検討会」が行われたんですよ。
現状の募金活動について意見交換がなされたんですが、
県内どちらの募金が減少しているという状況でした。
地域福祉の課題解決のために活用している募金を
減少している募金ですので、
より喫緊の課題を解決しなければならない事業に
使っていくことを考えさせられる検討会となりました。
局長プロフィール
社協勤務歴28年のA型イクメンパパ。
こどもは3人(男の子2人・女の子1人)。趣味は釣りとサッカー観戦で、とくに日本代表戦を愛する。
最近、薄れゆく頭部を気にしている。